ねぎらい学アカデミーは、職場や家庭での対人関係の悩みを感謝で解決!「感謝の処方箋」

「ねぎらい」をかたちにする

「ねぎらいが大切なことはわかりました。
でも、どうやってねぎらっていいかわかりません」

この質問、とても多いんです。

この時、私が逆にする質問があります。

「もし、○○さんが、△△さん(相手)の立場だったら、
どんな風にねぎらってもらいたいですか?」

大切なのは、どれだけ、相手の立場に立って、
相手の目で、今起こっていることを捉えること。

相手が欲しいのは、「言葉」ではないかもしれないし、
ただ、信じて見守ってくれることかもしれないし、

「何があっても、私はあなたの味方だよ」の一言を、
ただ、聴きたいだけかもしれません。

そこに、正解は、ない、と思っています。

なので、

「こんな時は、こんなねぎらいの言葉をかけましょう」とか、
「そういう相手には、この言葉が利きますよ!」といった、

「ねぎらい法」や「ねぎらい言葉」みたいなものは、
これまで、あまりお伝えしてきませんでした。

たぶん、想像して頂けると思いますが、

「あんたに言われたないわ」

という相手から、どれだけ

「よく頑張ってるね!!」と

ねぎらいの言葉をかけられても、全く届かないからです。

ムッとした表情のまま、「今月もご苦労さん」とか言われても、
全くねぎらわれたとは、思えないですもんね。


(すごいな、この画像・・・)

 

なので、、、
「ねぎらい言葉」だけが独り歩きをするのを、
これまで、少し、避けてきたところがあります。

「こんだけ、ねぎらいの言葉をかけてやってるのに!」
(↑その言動がもはや、ねぎらいではない)

「結局、ねぎらったって、相手は変わらないじゃないか」

となってしまうのは、とても哀しい。。。

とは言え、

「気持ちは十分ある、でも、

不器用で、上手く伝えられないんです」という方も、

やっぱり、確実にいて、

「兼重さんは、いつもどうやって人をねぎらってるんですか?」

と聞かれることも増えてきました。

そこで、

私が、日々の生活の中で、どんな「ねぎらい実践」をしているか、

少しずつ、こちらでお伝えしていこうと思います。

いや、そんな大層なものではないし、

繰り返しになりますが、これはあくまで「ねぎらい事例」であって、

「答え」ではありません。

「こんな風にやってくださいね」などと申しあげるつもりも、

毛頭ありません。

これをお読みの皆さんが、

「あー、なるほどー。そんなやり方があるんだー」

「それなら、やれるかも。っていうか、やりたい」

と、少しでもお感じ頂けたのなら、嬉しいな、と。

「ねぎらい」は、誰かに届けることで、

時に、自分も幸せを感じることができるから。

「ねぎらい」の連鎖が、拡がるきっかけに、

少しでもなれたら、、、本望でございます。。。

・・・ということで、「ねぎらい事例」第一弾。

まずは、難易度の低いやつから(笑)。

えーと、、、ちなみに、、、

「ねぎらい難易度」は、身近な人ほど高く、

遠い人、むしろ、「今日初めて会いました」みたいな人の方が、すんなりできます。

「お土産屋さんの法則」(勝手に命名)にあるように、

旅先での、お土産物屋さんのおばちゃんとか、おじちゃんには、

いつも以上に、親し気に話せたりしませんか?

いつも行くコンビニでは不愛想なのに、

「初めて来ました、そして、もう二度と会わないかもしれない」旅先で出会った人とは、

めっーーーちゃ、会話が弾んだり
海外からの観光客には、めーーーーっちゃ親切にしちゃったり、、、。

距離感が遠い人には、
むしろ、なんの抵抗もなく、親切にできたり、手を差し伸べることが出来る。

ならば、
もう、どんどん、やってしまおう、と思っているわけです。

私が、最も頻繁にねぎらっているのは、

やはり、お店の人です。

弊社は「お店を応援する研修会社」なので、

つい、お店で奮闘している販売員さんや、店長さん、サービスマンさんなどは、

もはや、条件反射的にねぎらいます。

 

先日、洗濯機が壊れまして。

(今年に入って、長年使ってきた電化製品が次々と壊れてます、、、涙。
なにかのメッセージすか?)

昨日、新しいのを届けてもらったんです。

また昨日は、暑かったんですよね、真夏みたいに。

重い重い、乾燥機付き古い洗濯機と、

新しい洗濯機を交換してもらうと

Y電機のお兄さん二人は、汗ビッショリ。

「いや、仕事ですから」

って、言うと思うんです、彼らは。

うん、そうなんですよね。

でも、

「仕事なんだから、やって当たり前でしょ」

「お金払ってるんだから、当然よね」

という、行き過ぎた期待感や風潮が、

なんとなく、今のこの国を、

とてもとても、窮屈なものにしているような気がするのです。

日本の接客や、サービス、

まさに「おもてなし」は、

世界に誇れる文化です。

世界一、お客さまに優しく、

そして、

世界一、働く人に厳しい国。

それが、この日本という国。

のような気がして、

とても、哀しく、悔しい。

だから、せめて、

目の前にいる、「お客さまのために働く人」には、

優しくできる自分でありたいと思うのです。

 

 

「暑い中、ありがとうございました」

「お陰で助かりました。よくやっていただきました」

という言葉とともに、Y電機の方に

渡した缶コーヒー。

朝早く起きて、

コンビニに買いに行って、

冷凍庫でキンキンに冷やしておいた缶コーヒー。

これはただの缶コーヒーではありません、

「ねぎらい缶コーヒー」です( 笑 言ったもん勝ち)。

ポイントは、もちろん、この「付箋」です。

いつも持ち歩いています。(めっちゃ便利)

直接言うより、

この付箋に気持ちを託した方が、すんなり伝わることもあります。

偽善かもしれないし、

ただ、「いい人」を演じているだけかもしれない。

それでも、

やらないより、やったほうがいい。

「お金払ってるんだから、やってくれて当たり前でしょ」と、

表情のない顔で、見送るより、

たぶん、100倍、いい。

だって、

「うわぁ~!いただいていいんですか?!
こんなの、、初めてです!」

「早速いただきます!
うわ、つめたっ!」

って、

思わずほころんだ笑顔が、

そこには、あったから。

えと、、すみません、、、、

こういうのって、わざわざ公開することじゃないし、

「陰徳」という言葉があるように、

「やりました!」アピールは、なんだかとっても恥ずかしいのですが

でも、

「よいサービス(や接客)を、ありがとう!」
「一生懸命やってくれたお陰で、助かりました!」

という言葉が、もっと当たり前のように、飛び交う社会になったら、

みんながハッピーになれる気がして。

恥ずかしいし、ええかっこしいし、、、
みたいなちっぽけな感情は、この際、一旦、置いておくことにしました。

 

よい接客、サービスを受けるには、

その前に、「よいお客さま」であることが、前提なのかもしれません。

「働く人」であることは、と、同時に、

一歩職場を出れば、「消費する人」の立場なワケで、

よい消費者、よいお客様であること、が、

良い接客サービスを育てる。

目下、自身の一番のテーマです。

これからももっともっと、

ねぎらいの、実践を続けていこうと思います。

ムリなく、自然に、素直に。

今日はここまで。

長文、お付き合いいただき

本当にありがとうございました。

また、次回。