神的、お客様になろう

【「お客様は神様です」の本当の意味】

ご存じの方も多いと思いますが、

「お客様は神様です」のフレーズは、故三波春夫氏が、生前語ったもの。

でも、その真意が間違って伝えられることが多く、

なんだか、クレーマーの免罪符になってしまったり、

誤った社員教育で引用されたりしてしまい、

「お客様には、絶対服従」のような、歪な関係を生んでしまいました。

 

三波春夫氏の真意はここにありました。

 

『歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、

雑念を払ってまっさらな、澄み切った心にならなければ

完璧な藝をお見せすることはできないと思っております。

ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。

また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。

ですからお客様は絶対者、神様なのです』

(三波春夫公式ホームページより)

 

一言も、

「神は絶対!神の言うことは何でも聞け!」

などとは、言ってません(笑)

だから、別に、お客様は神様のように崇め奉られる必要はないんです。

でも、

 

「神様のようなお客様」になることは、

ひょっとしたらできるかもしれません。

 

先日、ある飲食店で、隣のテーブルに家族連れがいました。

料理が運ばれてきたようでしたが、

どうやら、注文したものと違っていたようでした。

しかし、そのお母さん、

「あ、いいですよ、これも食べたかったの!」

と、笑顔で、料理を受け取り、

子どもたちにも、「おいしそうなのがきたよ~」と

笑顔で振るまっていました。

ああ、神様が、ここにいるな、と思いました。

 

 

もし、そこで、お母さんが機嫌を損ね、

「もう、どうして間違えるの?!」

などと、お店の人を叱り飛ばしたりしたら、

せっかくの家族団らんの食事が台無しになるばかりか、

子どもたちは、

「お店の人に、怒りをぶつけてもいいんだ」

ということを学んでいくでしょう。

 

【次世代に継承したい、おもてなしの国】

 

日本は、世界に誇る、「おもてなしの国」。

でも、その「おもてなし」を担う、若い働き手が、今はどんどん減っています。

よいサービスや、よいおもてなしを受けられることは、

私たちの、日々の暮らしを豊かにするものだし、

人や社会が持つ、優しさに触れる貴重な機会です。

 

でも、今、お店では、少し残念なことが起こっていて、

お客様からの理不尽な要求に耐えられなくて、

お店を去っていくスタッフが、決して少なくありません。

 

*SNSの拡散により、あまりに酷いクレーマーは、減少傾向にあると思いますが、、、。

 

それでも、

お客様からの心無い言葉や、

横柄な態度に、心を痛めているスタッフは、以前より、増えているように思います。

*やや繊細な心を持つ、スタッフさんが増えているとも、言えるかもしれません。

 

【働き方改革、と言われるけれど】

この時期になると、毎年、思い出すことがあり、

毎年のように、投稿している気がしますが、今年も。

 

ある年の年末。

クライアント先である、某商業施設様にご挨拶に行った時のこと。

従業員エレベーターで、ショップの販売員さん同士がこんな会話をしていました。

 

「大晦日、ホテル、とれた?」

「ダメ。どこも満室」

「私も。今年も、ネカフェかなぁ」

「私もー。ネカフェも、すぐ満席になるから、早めに行ったほうがいいよ」

 

大晦日の夜の宿泊先について、もう、ビジネスホテルはどこも予約がいっぱいで、

ネットカフェで年越しをしよう、という相談でした。

 

全国のショッピングモールは、元旦営業が当たり前になり、

早いところでは、朝9:00に開店するそうです。

そして、元旦・初売りといえば、「福袋」。

先ほどのショップスタッフの皆さんは、「福袋」を販売するために、

大晦日も家に帰ることなく、深夜まで準備にあたり、

ネットカフェで新年を迎えるのです。

 

当たり前のように、今は、お店が年中無休で開いていて、

もちろん、そのおかげで、買い物を楽しんだり、

家族で過ごす時間が増えて、笑顔もたくさん増えていることでしょう。

 

でも、その一方で、

それを、支えてくれているお店の人たちのことを、決して忘れたくはありません。

 

彼ら、彼女らの「働き方改革」には、少し時間がかかるかもしれません。

 

だからこそ、

私たちは、「神様」のような対応で、

お店の人たちの「おかげ様」に感謝を伝えていきたいと思うのです。

 

突然ですが、ここで宣言。

 

2020年、ねぎらい学アカデミーは、

 

「神的、お客さまキャンペーン」(仮題)

 

を、開催します

 

神的な対応をした、お客様エピソードを、集めます!

*自薦・他薦は問いません。
*詳細は、近日中にアップします!

 

良いお客様が増えることが、

店で働く人のモチベーションにつながり、

我々も、その恩恵を受けることにつながると考えています。

 

あ、お店で働く人を、甘やかしたいわけじゃないですよ、決して。

 

ただ、良いサービスを受けたときは、ちゃんと感謝を伝える人が増えてほしいな、と。

感謝の循環が、そこから始まったら、嬉しいな、と。

生き生きと働くお店のスタッフさんの姿は、それだけで、ギフトだから。

 

もし、ちょっと無理をきいてもらったならば、

「あなたが対応してくれて、本当によかったです!本当にありがとうございました!」

と、伝えてあげてほしい。

その一言が、この仕事の遣り甲斐に、必ずつながっていくから。

 

ちょっとしたミスは、笑ってすまそう。

いちいち、腹を立てることもあるまい。

次のお客様のために、ミスを伝えることは大切かもしれないけれど、

別に、感情をぶつける必要はありません。

 

↑↑↑「注文をまちがえる料理店」

最高のお手本です。

 

【お知らせ】

2020年、ねぎらい学アカデミーは、

「神的お客さまキャンペーン」を、はじめ、

いろいろなかたちの「ねぎらい」を皆様に発信していこうと考えています。

ご賛同いただけたら、泣いて喜びます!

 

そして、

一緒に、キャンペーンを盛り上げてくださる、

「ねぎらいアンバサダー」を募集いたしますー!

「ねぎらいアンバサダー」募集!

 

【ねぎらいを体感しませんか?】

「新・ねぎらいフォーラム」スタートします!

*緊急告知!
東京開催決定!近日公開!お楽しみにー!